青葉ヒロです。
仕事柄、飲み会の席は多いのですが、飲み会の大半は、誰かの憂さ晴らしに付き合っているような感じの今日この頃です????
そんな中、仕事の関係者が開いたある飲み会の席で、関係者の方から人一倍もてなされていた経営者Aさんの話が妙に納得できたので、ご紹介したいと思います。
経営者Aさんのプロフィール
特に話す相手もいない中、経営者Aさんがみずからわたしに話しかけてくれたAさんのプロフィールは、こんな感じでした。
- 80代
- 男(見た目ね。心の中までは分からないから、たぶん)
- 白髪
- 中肉中背
- 娘が1人いる
あと、付け加えるなら、かっこいい顔立ちの方です。
経営者Aさんの経歴
Aさんがわたしに話してくれた経歴はこんな感じ。
- 中学校を卒業して、金属部品の製作工場に勤務
- 数年後に工場を辞め、金属部品を作成する会社をつくり独立
- 独立時は、お金を借りて中古の加工機械を買った
- 今は、娘の代に会社を譲ってビジネスから引退している
話を聞くだけでも、非常に刺激的な経歴でした。
中学校を卒業して、そのまま就職する学生は、当時はそれなりにいたようですが、その中でいろいろな苦労があったようです。
工場を辞めた理由については、はっきりとした答えを聞くことができませんでしたが(Aさんも酔っていたので)、要するに『嫌だった』ってことだと思われます。
工場を辞めた当時は、とにかくお金がなかったとのこと。
自分ができることといえば、金属部品の製作くらいでしたので、職を探したそうです。
しかし、いい職が見つからず、仕方なく中古の加工機械を買って、部品を自分で作ってやろうとなったそうです。
その後、親戚や知り合いに頼み込み、なんとか100万円を調達し、中古機械を買うことができたそう。
ちなみにその当時買った機械は、今となっては時代遅れの機械になってしまい、すでに引退してしまったそうです。
経営者Aさんの話
ここで本題の、Aさんの話についてお話しします。
Aさんは、以上の話を一通りわたしに話した後、こう言いました。
「当時、お金は無かった―でも、無いなりになんとかなった。お金は、がんばっていれば必ず付いてくる。でも時間はそうはいかない。確実に無くなっていってしまう」
さらに、
「わたしは人より多くお金を稼いだと思うが、人の倍、飯を食ったり、飲んだりすることはできなかった。結局、人より少しいいものを買っただけだ」
そして、
「いつかこうして君も年を取るだろう。時間はお金よりも大切だよ。無駄にしてはいけないし、新しいことに挑戦するにも時間は必要だ」
と。
もう少し話を聞いていたかったのですが、その後は、見知らぬ酔っ払いが急に会話に入ってきて、それっきりAさんと話すことはできませんでした。
でも…わたしの中では、とてもためになる話が聞け、珍しく行って良かったと思える会となりました。
経営者Aさんのような方と話をすると、時間のことをとっても大切に考えている方が多いです。
少し大げさかもしれませんが、わたしも自分の命を燃やしながらブログを書いているんですね。
そして、読んでくださる方は、その方の貴重な時間を削って、わたしのブログを読んでくださっているわけです。
そうして考えると、ただ過ぎていく時間がとっても、貴重なものに思えてきます。
読んでくださる方が喜んでくれるような、そんな情報を、これからも発信していけたら嬉しいです。
以上、青葉ヒロでした????