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【映画】『何者(2016)』自分とは何者か?

青葉ヒロの映画シリーズ第4回目。

わたしが観た映画で「これは、いいっ!」と思ったものを厳選してお届けします。

何者

今回ご紹介する映画は、『何者』―朝井リョウさんが、初めて直木賞を受賞した『何者』を映画化したものです。

この映画は、就職活動をとおして自分が何者であるかを模索する、若者たちの姿を描いた映画です。

佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之という豪華キャストが共演しています。

パッケージにだまされてしまう

この映画、パッケージだけを見ると、

(就職活動でがんばる若者を描いた作品で、最後はうまくいくんだろうな…)

という先入観を抱いてしまいます。

しかし、映画を観ていく中で少しずつ湧き上がってくるのは、

(怖い…)

という感情。映画を観る前の予想は、完全に裏切られてしまいました。

就職活動とは

この映画では、就職活動を始める前から、登場人物それぞれの個性が出ています。

そもそも、就職活動なんてやる必要あるの?ってところから疑問が始まり、その疑問に答えを見出しながら、就職活動に挑戦していきます。

登場人物は、どんな仕事をやりたいか決まってない人、それでも真面目に試験を受け続ける人、ツイッターで会社の分析する人・・・。

彼らは、定期的に集まり、お互いに就職活動の話をしながらも、自分自身と向き合っていきます。

この映画の怖さ

この映画の後半では、就職活動で結果が出ている人とそうでない人が出てきます。

その中でも、分析が得意なツイッターを使っている主人公は、どの会社の試験を受けても落ち続けてしまいます。

最後まで結果がでない彼は、ツイッター(普段とは別のアカウント)で不平不満を口にします。そして、それをあろうことか同じ就職活動をしている仲間の一人に知られてしまうのです。

その不満には、がんばっている就職活動仲間のことを、めちゃくちゃに書いていたものもあったのに。。。

 

怖い映画といえば、ホラーやパニック映画が定番ですが、この映画の怖さは、それらとは違った『角度』の怖さです。特に映画終了間際の15分間位は、とっても怖かったです。

最後に

この映画は、『これから就職活動をする方だけでなく、これと言って好きなことがない人』にもおすすめです。

この映画には、その怖さと同じくらい別に伝えたいことがあったのではないかと感じています。

それは、『がんばっている人を馬鹿にするな』ということ。

そして、『自分の好きだと思うことを無視するな』ということです。

というのも、この主人公(過去に演劇部に所属)、ずっと演劇のことから頭が離れないんですよね。

面接をしているときも、自分のことではなく演劇のことを話してしまうし、演劇の道に進んだ友だちのことがずっと気になっていて、公演を見に行ったりしています。

そんなに好きなことなのに、自分の中で演劇では食べていけないと諦めてしまっているんです。

どんな人にもそんな時期があるのかもしれませんし、そういう考えも時には必要だと思います。

しかし、自分が好きだと思うことを無視しても、それって頭のどこかに残り続けてしまうと思うんですよね。

わたしも、こうして好きでブログをしているわけですが、過去の記事をみながらどうしても気になるところは書き直したりしています。好きだからこそできることかもしれませんね。

ABOUT ME
青葉 ヒロ
筋トレ歴3年ほど。 体幹ツイストでお腹の引き締め効果を実感。今は胸筋も鍛え中。 引き締まった体を作ったり、自由に使える時間を増やしたり、日々研究しています。 自分で間取りを描いた経験を通して、無料で描ける間取りの描き方をYouTubeでも紹介しています。 興味がある方は、下のYouTubeのボタンから「まどりかく」というYouTubeチャンネルを見に来てください。